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じむきょく日記

19/03/12 (Tue)

第68回茶話会「図書館見学を考えなおす〜CIと利用者教育の視点から〜」のご報告♪ 12:42

こんにちは。藤亜紀's(初)です。


またまたお久しぶりです。

今年は春が早そうな予感がしますね。


さて、先月の茶話会報告。

庄子さんがご参加されたみなさまからのレポートを送ってくれました。


庄子さんよろしくでーす☆


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第68回茶話会「図書館見学を考えなおす ―CIと利用者教育の視点から―」

日時 2019年2月2日(土)13:00-16:00

会場 名取市図書館


ゲスト:

図書館サービス計画研究所(トサケン)代表 仁上幸治(にかみこうじ)氏

名取市図書館 副館長 加藤孔敬(かとうよしたか)氏


内容:

斬新な建築や個性的なサービスが広がる中、図書館見学が注目されています。地域おこしや観光スポットとして、多くの見学者が訪れる一方、いったいどこを見ているのか?どこを見ればいいのか?意外と個人的趣味嗜好で見ているのではないでしょうか?今回は、CI(コーポレート・アイデンティティ)の視点を踏まえ、評価指標の可能性を探るなど、一味違った見学のあり方を探ります。

参加者:15名


幹事の庄子です。今回は、参加いただいた皆さまからレポートいただきました!


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まずは、ペンネーム「でも暮らし」さんからのレポートです。

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加藤孔敬さんには、入り口にあるロッカーの使い方を始まりに、大変お世話になりました。立ち上げに際してのお話や、カフェコーナーの位置づけ、雑誌を通した地元からの協力、情報発信コーナーを巡る逸話など、どれも楽しくお聞きすることができました。


仁上幸治さんとは、以前に東北大学図書館での集まりでお目にかかりました。(亀さんのお話もうかがいました!)

カウンターに表示される「貸出」と「返却」について、目からウロコが落ちる思いでした。確かに、行動の主体が異なっています。易しい日本語へ直すと、対にならずおかしな表現です。利用者の方へ伝える言葉としては、「貸してあげますよ」の「貸」の文字より、「借りていけますよ」の「借」の方が ふさわしいような気がします。しかし、もしや借金を連想させて マイナスイメージにつながるでしょうか?かと言って「持ち帰り」ではまるで返ってこないみたいですし。「館外利用」では図書館の蔵書から外れる気がしますし。どんな言葉が、図書館の窓口らしいのでしょうね。


施設見学のチェックシートは、興味深い試みだと思いました。版数を重ねたとのお話でしたので、どのように工夫されてきたのか経過を知りたいです。「食べログ」方式にするなら、万人向けとするためにちょっとした説明が必要かもしれません。すでに「OPAC」の意味は その場で質問されていました。蔵書検索機、と日本語にすれば わかりやすそうです。一方、ユニークに思えたのは、言葉の意味はよく知っているはずの「座敷」でした。図書館の座敷とは・・・お昼寝スペースでしょうか? それとも オムツ替えや授乳室?「震災対策」の項目は必須ですね。


新しい図書館を隅々まで見学できて、とても充実した茶話会でした。

関わってくださった皆さま、ありがとうございました。

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次は、仙台市図書館の小野寺さんからのレポートです。

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昨年12月にオープンした名取市図書館をMULUの皆様と一緒に見学してきました。

初めてのMULU参加。

はじめに、仁上先生からCIと利用者教育の観点での講義を受け、課題意識を持っての見学スタート。

見学後には、写真を持ち寄っての茶話会。

図書館員初心者の私にとって、本当に勉強になる会でした。行動に移してみるって大事ですね。

皆様、ありがとうございました。



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そして、ありんこ文庫さんからのレポートです。

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2回目の名取市図書館、MULU茶話会に参加しました。

仁上幸治さん(図書館サービス計画研究所代表)よりコーポレートアイデンティティについてのレクチャー、加藤孔敬さん(名取市図書館司書)による館内ツアーのあと、自由見学タイム。


カメラを携え館内でピンときたところを写真に撮って、後でコメントを発表するというプログラムでした。

私が選んだのは「情報発信コーナー名取の宝ばこ」に昨日から展示の始まったという「名取せり本」。商工観光課が作成した小冊子の展示なのだけど、遠目から見ると生野菜の販売所みたい。図書館の中の光景としては斬新で、この手法に将来性を感じました。未来館にいたころ展示と図書の連続性のことをあれこれ考えてたこともあって、夢みてたことが目の前に現れたような驚きもありました。


それにしても、今回は書庫など特別に見せていただいたところやレクチャーなど贅沢な時間でした。

図書館好きな皆さんとワイワイ過ごせたのも楽しかったです。企画や調整いただいた皆さんに感謝しています。


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4人目は、風の時編集部の小林さんからのレポートです。

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今日は「第68回 MULU(みちのく図書館員連合)茶話会「図書館見学を考えなおす?CIと利用者教育の視点から?」へ。

会場は、新しくなったばかりの「名取市図書館」。以前、荒浜での「お茶っこ」でお会いした仁上幸治さんがゲストでした。

図書館関係者さんたちがほとんどの中でしたが、個人的には、CIの話がとても興味深かったです。

日本でのCIの先駆けであるマツダなど(一応、グラフィックデザイナーの端くれとしては)昔勉強したことが紹介されたので、懐かしく思い起こされました。前の職場ではCIの仕事は月数本あったのですが、毎回アートディレクターデザイナーイラストレーターとでミーティングを重ね、社内プレゼンではことごとくわたしの案は採用されず、苦手意識が強かったので、あまりいい思い出ではなかったりしますが…。


仁上さんのそんなCIを含めた目線を聞いてからの、新しい「名取市図書館」見学では、普段見ている「図書館」とはまた違う見方ができました。「中の人」ではない利用者側からの目線ではありますが、ちょっとのことで興味って広がる!新しいところを見れたように感じます。


アーカイブがあちこちに活用されているのも興味深く、集めるだけで終わらない「活かす」アーカイブは勉強になりました。これから先またどういう形に育っていくのかも楽しみです。デジタルサイネージがあちこちに置いてあって、昔の写真を随時募集しているのも、常設の場所とマンパワーがあってこそだなぁとうらやましく思ったり。

昔自分がデザイン・制作した本を発見したり、普段入れないバックヤードの閉架書庫を見せてもらったり、名取といえばセリ!なぜ図書館にセリ?!と驚いたり…このあたりが、新しい図書館像だなぁと感じました。

わたしは前回の「目で見る印刷の歴史 ?活版印刷から最新技術まで?」が初参加で、今回が2回目の参加となりましたが、どちらも自分の業種に遠からず、のテーマだったので、図書館とデザインって全く違うようでいて、実は関係性が深いのかも、と新たな発見もできました。

今日は、とても貴重な機会をいただき、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!


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以上、4名の皆さんからレポートいただきました!ご協力、ありがとうございました。



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庄子さん&ご参加のみなさま、ありがとうございました~。

お寄せいただいた写真から素敵な館内の様子がうかがえますね。

近くにいらっしゃった際はぜひ。



さてさて、あれ?67回飛んでない?と気づいたかどうかはわかりませんが、

67回のレポートも今後掲載予定ですのでお楽しみに~☆

18/07/07 (Sat)

9周年! 21:15

こんばんは。藤亜紀's(弐)です。

今年は、初号機さんに召喚されて、久しぶりに弐号機が出動です。


西日本では地震、豪雨と大きな災害が続き、

仙台にいる者としては、心配で心落ち着かない中ではありますが、

今年も7月7日がやってきました。

MULUは発足から9周年を迎えました。


え?前回の投稿から丸1年経ってるじゃないかって?

誕生日にしか更新しないのかよって??


できるときにできることをすれば良いのですよね。


ここ最近は、MULUとしての動きは静かです。

じゃあみんなが何もしていないのかというと、そうではありません。

自然と私の耳に入ってくる範囲だけでも、

それぞれの繋がり、努力、継続、面白い試み、地道な取り組み、

たくさんの動きを感じます。


それぞれの都合の良いように、

MULUを利用してもらえたら良いのかなと私は思います。

(悪いことはダメですよ!)


そして今年は藤亜紀'sが何やら企んでいる模様!

近日公開です。


最後になりましたが、災害に遭われた皆さまの安全を、

みちのくの地から、心からお祈りしております。

どうかこれ以上被害が大きくなりませんように。


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17/07/08 (Sat)

Happy Birthday MULU !!! 00:08

こんばんは。藤亜紀's(初)です。


今年もまた無事に七夕を迎えています。


全然暑くならず冷夏かな、と思っていましたが

今日は真夏でした!

やっぱり夏はこうでなくちゃ!


そんな8周年の日。


活動に参加できていなくても、

「ただいまー!」って帰れる場所があることが

私にとってなにより力になるんだな、と

あらためて考えていました。


どこでどうしているかはわからないけど

また来年もなにかつぶやいていられたらいいな、と願って。


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17/03/17 (Fri)

[茶話会案内] 第64回茶話会「ラーコモ見学会お花見」のご案内♪ 13:51

こんにちは。藤亜紀's(初)です。


今年は雪解けが早い札幌ですが

まだまだコートは手放せません。

それでも日差しが心持ちぽかぽかするような

春の足音が聞こえそうな日もあったり。

みなさまはどんな年度末をお過ごしですか?

 

さて今年もまた桜の季節がやってきますね。

年度末のばたばたでそれどころでない~

という頃かもしれませんが

春はすぐそこ。

お花見のご案内です。


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第64回ラーコモ見学&お花見茶話会

ドローン桜を見に行こう~


ドローンキャンパスを撮影した動画、

ドローンで見る東北大学片平キャンパス

https://www.youtube.com/watch?v=WmhK-p1tKvo)は、

もうご覧になりましたか?


2017年のMULUお花見はこの動画の撮影地、

東北大片平キャンパスです。

動画のように咲き誇って・・・いるかどうかはお天道さま次第ですが、

桜と図書館話を肴に盛り上がりましょう。

お花見の前には、昨年できたばかりの東北学院大らーこも(ホーイ記念館)の

見学会も予定しています。

みなさまお誘いあわせのうえ、ご参加くださいませ。


なお、雨天時はばーすでぃで美味しいパンを片手に図書館談義となります。


★日時:2017年4月15日(土)10時30分~14時(申込不用・出入り自由

お花見会場:東北大片平キャンパス 〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1-3

 http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/katahira/areag.html

☆集合時間(見学希望の方)&場所:

 10時 ばーすでぃ&カフェ東北学院大学店館 

 〒980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋2丁目7-25

☆雨天時:東北学院大学ホーイ記念館1階ばーすでぃ&カフェ東北学院大学

  http://ishigama-birthday.jp/katahira  

★会費:1000円 お酒とおつまみを用意します。差し入れ大歓迎♪



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ちなみに、会場の片平キャンパス

2010年にMULU初めての、

2011年震災後のお花見をした場所です。


今年はどんなお花見になるのでしょう。

4月のカレンダーにぜひ,お花見の予定を。

16/10/08 (Sat)

9月の第63回茶話会「仁上幸治さん来仙記念プログラム!!」のご報告♪ 01:42

こんばんは。藤亜紀's(初)です。


今日は早くも冬!?を感じさせる気温の札幌でした。

今年は、例年より暑さが長引いたために油断していて

衣替えもまだ、灯油購入もまだ、と

冬支度をあわててしなくちゃいけない今日この頃です。


さて、先月の茶話会報告。

今回は初登場、あおやまさんです。


あおやまさん、よろしくお願いしまーす☆


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第63回MULU定例茶話会 〜仁上幸治さん来仙記念プログラム!!〜

日時:平成28年9月17日(土)13:00~17:00

場所:東北大学附属図書館 グローバル学習室

タイトル:「アクティブ・ラーニングの鍵はリザーブ図書制度にあり

図書館による授業=学習支援の「本丸」を攻める-


講師:仁上幸治(にかみこうじ)氏 図書館サービス計画研究所代表


はじめまして、あおやまです。

初めて茶話会に参加させていただきました。


まず自己紹介で担当業務や近況、今朝の朝ごはんなどについて。

自己紹介の順番は次の人を指名する方式で、カボチャが豊作とか、

ギリシャヨーグルトとか、みなさんがお持ちのさまざまなネタを披露したり、

気軽に質問したりしながら進みました。


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自由に発言できる雰囲気の中、いよいよ本編へ。



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まず、仁上氏名物の動画から。

帰宅された仁上氏の声に反応して玄関までお迎えに走るクサガメのワカメ。そのスピードが意外に速くてビックリします。歩くというより、

本当に「走っている」と言いたくなるくらいのスピード感があります。

カメの意外な一面に和んでいるところに、図書館のサービスを考えるときも

カメのイメージと同様に固定観念に縛られていないか?

という指摘を突き付けられて、グイグイ引き込まれます。


公共図書館大学図書館でおそらく共通している問題「3割の壁」。

図書館でどんなに広報をがんばっても、

年間を通して図書館に来ない利用者が7~8割存在する、というものです。

それを100%にするには!?


その手掛かりとなる「リザーブ図書制度」は、日本で行われている

「指定図書制度(シラバス掲載図書を集めたコーナー)」とは異ります…

ということで、仁上氏が早稲田大学国際教育センターで実践された際に

アメリカ大学図書館よりずっとアメリカ的」と評された事例が紹介されました。

例えば、ある科目で指定する図書が10冊あり、50人の受講者に対して

3週間後までに全員に読ませるためには、貸出期間は…と計算して、徹底。指定された図書はカウンター内に別置し、

受講生のために「リザーブ(取り置き)」します。

受講生以外の利用者には提供しません。

これにより、その科目の受講者はリザーブ図書の受け取りのために100%図書館に来ることになります。

アメリカでは、指定された図書が図書館になくて単位を落とした学生が訴訟を起こすと、先生側が負けるため、先生は指定する図書の確保に真剣なんだそうです。驚きました。


仁上氏のフルテキストはこちら。

アメリカ大学図書館よりずっとアメリカ的!?-Much more American than American university libraries!?-」『早稲田大学国際教育センターニューズレター』第3号, 2000.7.10, pp.6-9.

https://drive.google.com/file/d/0BzjiFUntj382MGNjNDczYTItOWUxNy00YTU0LTlhYTQtNzQzMjIyOGVmMGMx/view?hl=ja


ディスカッションでは、自発的利用を強制する仕掛けとは? 

例えば国家試験を受験する学生は図書館利用率が高いが、

その他の学生にどうアプローチするか? ということに悩みました。


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仁上氏のアドバイスは、全学生の利用率100%は難しいが、

ある科目の受講生の利用率100%なら実現可能。

まずは1科目から徹底したリザーブ図書制度を始めて、

先生の口コミで広げていく、というものでした。


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リザーブ図書制度がアクティブラーニングを支えることにどうつながっていくのか? 

という質問に対しては、実はアクティブラーニングかどうかは関係なく、

演出でアクティブラーニングに見せる。

目的は、図書館利用につなげること、という回答。

そういえば、3割の壁を超える話をしていたのでした。


あっという間の4時間でした。

仁上氏が実践された、「徹底した」攻め方が印象に残りました。


茶話会というと、小さなコミュニティで和気あいあいというイメージ

(つまり新規参入は緊張するイメージ)がありましたが、

MULUは初参加でも全然OKでした!

ファシリテーターの庄子さんをはじめとしたMULUのみなさんに

普通にお話に入れていただいて、楽しく勉強させていただきました。

もしあなたがまだMULU茶話会に参加したことがなかったら、

次の茶話会に参加してみませんか?


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あおやまさん、ご報告ありがとうございます!

今回も仁上節炸裂ですね!!

この「リザーブ図書制度」については私も北海道での勉強会

拝聴しました。

https://sites.google.com/site/since20141203/home/13


その時は"授業支援"だったのですが、

今回は"来館率100パーセント"。

そういう切り口もあるんですね。なるほど。

数年前に受講した研修の班別ワークのお題が、

図書館に来ない学生にどうアプローチするか』で

班内で頭を悩ませたのを思い出しました。

その一つの答えになるのかもしれません。


そして、MULU茶話会はあおやまさんのおっしゃるとおり、

気軽に参加できます♪

私もたまに参加しますが、半分以上の方が初めまして、

ということも。


では、いつかどこかの茶話会でお会いしましょう~。