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じむきょく日記

13/04/12 (Fri)

【報告】3/24茶話会「まちと図書館のしあわせな関係」 23:49

おばんです。


先月無事開催された、MULU茶話会「まちと図書館のしあわせな関係」について書きます。


2年越しで話者を引き受けてくださった、

桃生さん、尾形さん、本当にありがとうございました。


以下、報告です。


* * * * *


MULU茶話会【まちと図書館のしあわせな関係】

 2013年3月24日(日)13:00-16:00

 @多賀城市図書館2階 視聴覚室

 参加者:最大24名


twitterのまとめはこちら → http://togetter.com/li/485478


◆11:30-12:20 オプショナルツアー(参加者:10名)

 @廻鮮寿司 塩釜港 塩釜

100円じゃない美味しい回転寿司屋さん。

店内はほぼ満席だったような?

某メンバーさんの「ここに来たらホタテ食べないとダメ!」と言う

アドバイスに従い、勇気を出してシルバーのお皿を注文!

ぷりぷりのホタテをぱくり!おっしゃるとおりでした!


◆12:40-13:00 設営

オプショナルツアー参加者は半強制的に会場準備を手伝うことに。


先に言っておきますが、今回の茶話会は、

終始ゆるっとした雰囲気のもと進められました。

会場のテーブルもまるっとしています。

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◆13:00-13:30 茶話会スタート・自己紹介


まずは恒例の1分自己紹介タイム。さくっと時間通り終了。

震災の影響で中止になった茶話会が2年越しで開催できたことについて、

「やっとここまで来た、という思いです」と表現していた方がいました。

この言葉を聞いて、それぞれが、この2年に想いを馳せたのではないでしょうか。


◆13:30-14:00 桃生さんのお話「図書館がこのまちにできること」


桃生さんが関わっている様々なプロジェクトや活動を紹介してもらいました。

1つ1つの詳細は、URLをご参照ください。


多賀城をあそぶプロジェクト(仮)

http://asobolabo.blog.fc2.com/

プロジェクトの具体的な活動は、

シャイでしゃべるのは得意じゃないけど熱い思いを秘めている人を呼んでお話する「カタコトーク」、

フリーペーパーで自由な情報発信をする人を増やすことを目指す「フリーペーター」など。


・つれづれ団

http://tsurezuredan.com/

東北で育ったのでこの地域に愛着があり、ここでの日常をおもしろいものにしたい、という思いから発足に至ったそうです。

本に関わる活動は、

「toko!toko!sendai

http://tsurezuredan.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/tokotokosenda-1.html

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※写真は、このイベント中、本を頭に載せて何メートル歩けるかを競っている様子です。

「としょかん・メディアテークフェスティバル(あ!っと驚く本の楽しみ方を提案します)」

http://tsurezuredan.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-ee58.html

荒井良二とふらっぐしっぷ」

http://tsurezuredan.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-7577.html

などなど。


・Book!Book!Sendai http://bookbooksendai.com/

毎年6月に行われる「Sendai Book Market」「一箱古本市」のお話など。


仙台文庫 http://md-sendai.com/sendaibunko/

地元で活躍する人に執筆してもらい、1000~2000部くらいの小部数で出版する。


最後に、MULUでも何かカタチになる、人に見せられるもの(フリーペーパーなど)を何か作ってはどうかという提案がありました。


◆14:00-14:30 尾形さんのお話「図書館を通して見た多賀城市

多賀城市図書館の立ち上げから現在まで、30年以上この図書館で働いてきた尾形さん。

開館時の思いから、ボランティアの発足から現在までの変化などをお話してもらいました。

開館時は、準備過程で市民との関わりがほとんどなかったため、「本当に利用してくれるのか?」という不安があったそうです。

ボランティア団体は、阪神・淡路大震災の後、急に増加しましたが、団体間の交流はありませんでした。そのため連絡会を発足。

今年で10年になるとのこと。

発足当初はすれちがいもあったものの、10年を経て信頼関係も生まれ、現在は良いパートナーシップを築けているそうです。

行政ができない部分を市民活動が補ってくれている、というお話や、人と人のつながりの大切さを強く感じるというお話もありました。


◆14:30-15:30 みんなでトーク

「業務外の活動をすることに対して、職場内でやりにくさやハードルを感じたことはないか」という質問や、人同士のつながりの大切さの話など。

各々の職場環境のお話や、個人活動を円滑にするポイント、自分が築いてきた個人間のつながりを、若手職員に引き継ぐための努力など、さまざまなコメントがありました。

後半は、「手づくり絵本愛好会」から寄贈された布絵本を見せてもらったりもしました。

予想以上に大きく、細かく凝った作りで感動!

パネルシアターのように使えそうな、取り外し可能なパーツやしかけがたくさん付いています。畳一枚分くらいの大きさのもあるそうです。

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◆15:30-16:00 館内見学

まずは地下書庫へ行って、移動図書館「さざんか号」の見学。

とよたかずひこさんの絵本「でんしゃにのって」の可愛い絵が車体の脇と後ろに描いてあります。

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尾形さんのお気に入りは後ろに描いてある女の子(うららちゃん)。

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ということで、うららちゃんと一緒にみんなで記念撮影しました。


館内は、随所に細やかな工夫やアイディアが光っていました。

職員にもまちの人々にも愛され、大事に使われていることが伝わってきました。


ビジネス関係の棚の隣には、仕事・就職に役立つパンフレット。

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郷土資料の棚の隣には、多賀城市の観光パンフレット。

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アーチを描く配架

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なんだか可愛い検索機。

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ちょっとした工夫。

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最近少しリニューアルした児童書コーナーには、にんじん形のテーブルと、ウサギ耳の椅子が。

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素敵な間接照明もあります。

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◆17:30-?? 懇親会(参加者17名)

 @仙台駅

懇親会から参加してくれた方もいました。盛り上がりましたね!

4月から北海道に異動するメンバーさんへの、涙の花束贈呈セレモニーもありました。

私は途中で抜けなければならなかったので、後半のさらなる盛り上がりは残念ながらわからないのですが、即興ビブリオバトルやったようです。

あぁ見たかった!


* * * * *


今回のイベント、MULU内外からたくさんの方に参加していただきました。

合間合間に、名刺交換や意見交換、世間話など、各々活発に交流している様子を見て、とても嬉しく思いました。


「まち」といってもそれは人の日々の活動が集まったものであること。

図書館も1人1人の司書によって、またそれを使う1人1人によって、

毎日地道に築きあげられているものであること。

着実に活動を続けてきたお二人の、説得力のあるお話を聞いて、当日はそのことを強く感じました。

まちと図書館の関係は、何か大きなものと大きなものの関係ではなくて、

人と人、人と本の関係の積み重ねなのだなと。

ぼんやりとした個人的な感想ですが。


さて、次回イベントはお花見岩手県盛岡市です。

東北の春はこれからですよ!!