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じむきょく日記

15/03/25 (Wed)

5月の第49回茶話会「海辺の図書館」のご報告 17:20

こんにちは。藤亜紀's(初)です。


今年度のことは、今年度のうちに、ということで

またまた茶話会報告の遡及入力です。


順不同で報告しているので、いつがあっていつがないんだか・・・

という感じですがそろそろ遡及も終わりです。


今回は超大作ですよ~☆

吉植さん&佐々木さん、お願いします!!



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吉植(よすうえ)です。


平成26年5月31日(土)14:00-17:00青葉区中央市民センターで、徳島大学地域創生センター長 吉田敦也教授と徳島大学附属図書館利用支援係長 佐々木奈三江さんをお招きして、茶話会を開催しました。図書館員をはじめ、教員、書店、編集、学生、居酒屋親方など37名の方々が参集してくれました。


まず趣旨説明です。茶話会タイトルの「海辺の図書館」ですが、村上春樹の小説「海辺のカフカ」から取っています。読んだことはないのですけど、お招きした吉田先生によると「自らが思索を深めて、学び成長する」図書館とのことです。吉田先生や佐々木さんが活躍する徳島大学はまさに海の近く、「海辺」にあります。お二人は徳島大学附属図書館を拠点として、学生が自分で学び協働して成長するような授業や企画を次々に打ち出しています。まさに新しい高等教育と新しい学びのスタイルの実践と創造に携わっています。この成果を是非みちのくの皆さんと共有したいと考えました。



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この徳大図モデルは新しい図書館の概念であるラーニングコモンズをフルに活用するもので、これから図書館の新しい施設什器をどのように使えばよいか、そしてまだリニューアルされていない図書館は、どのように変えていったら良いか、等の疑問に一つの解答を与えるものです。そしてこの試みは、新しい日本の学びのモデルとしてみちのく図書館員に広がっていって欲しい、という思いを込めています。その思いに様々な業界の皆さんが応えてくれた結果、背景が異なる様々な皆さんが集まったのだと思います。


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主な内容は、次の通りです。

吉田先生からは、新しい学校としての海辺の図書館の話、佐々木さんからは徳大図のラーニングコモンズで行っている教員協働、そして学生協働のお話しを頂きました。


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徳島といえば、図書館体操のご縁もあるので、MULU幹事の庄子隆弘氏指導による元祖図書館体操を山形大学農学部図書館の会田さんの生演奏付きでやりました。

最後は宮教大の4名の学生から、昨年度吉田先生の先進的授業のプログラムで訪問したポートランドとそこで見た図書館について、お話しをしてもらいました。



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終了後の懇親会では、吉田先生からレポート用紙が配布され、各人が思う「海辺の図書館」のイメージを絵に描け、という課題が出ました。皆さん描くことに専念せねばならず、静かな飲み会となりそうでしたが描いた後、全員が自己紹介を兼ねた自分の「海辺の図書館」のプレゼン大会となりました。この仕掛けは、大変盛り上がりまして、大に皆さん懇親を深める切掛けになったようです。2次会も仙台図書館及び類縁関係者が愛してやまない鉄塔文庫に場所を変え、未明に解散しました。皆さん、お疲れ様でした!



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この「海辺の図書館」、翌日のスピンオフ企画からさらに形を変えて、現在進行形のプログラムに発展しております。命名者としては不思議な感じですが、興味ある方は翌日の記事も是非御覧ください。



【話者としてお招きいただいて】 佐々木@徳大図



今回の仙台行き、もともとは「飲み会」の予定でした。これまであれこれコラボしてきた吉植さんと、一度きっちりコミュニケーションをとっておきたいなあ、ということだったと思うのですが(吉田先生の真意は測りかねますが)、あれよあれよという間にこんな場がセッティングされ、プレゼンする羽目になりました。せっかくの休日が・・・(笑)。

という裏事情はさておき、今回私は、今話題(?)の「学生協働」「教員連携」についてお話させていただきました。ポイントは、もともと「学生協働」「教員連携」をやろうと思ってやったのではない、ということ。

限られた予算と人材の中で「ラーニングコモンズ」を活性化させたい、と試行錯誤した結果がこの2つの活動だった、というわけです。

この「あるもので何とか」やっている、という部分がひょっとしたら皆さんの参考になるかも知れない、ということもあって引き受けさせていただきました。


具体的な内容を少し紹介しますと、当館では、3つの学生グループが活動しています。

本好き図書館好きが集まって読書推進を中心とした活動をする「ライブラリーワークショップ」。

そこから派生し、徳島でのビブリオバトルの普及を目指して活動する「阿波ビブリオバトルサポーター」。

図書館ラーニングコモンズでの学習相談を始め学習支援関係の企画を行う「学びサポート企画部」。

うちの図書館が幸運だったのは、どの活動にも核になる先生がいたことです。そのため、活動初期に学生を集めたり企画の指導をしていただけたりしたので、何とか軌道に乗り、今は学生と私たち職員で切り盛りできる状況になっています。


実は、これまでに数回、うちの図書館の活動についてお話しさせていただく機会があったのですが、その際に必ず出る質問がありました。それは「どうやって連携できる先生を見つけたのですか」ということ。

今回のお話では、そこのところを自分なりに考えてお話しさせてもらいました。

まずは「来るもの拒まず」。今回ご一緒した吉田先生とは、これで連携することになりました。

あとは「売り込み」や「図書館の外に出て行く」こと。学びサポート企画部立ち上げのきっかけはこれでした。

そして「マスコミの広報」。徳島ではじめてのビブリオバトルを開催したこともあり、一時期、地元のマスコミによく取り上げていただきました。先生方はよく新聞を見ているので、学内の広報は見てなくても新聞報道されると目に留まることがあります。そこから話が広がって、図書館を使っていただくことになったこともありますし、上司の覚えもめでたくなりました(笑)。


連携の最初の一歩は難しくて、「あるもので何とか、って言ったってこの営業活動みたいなの、結構ハードル高い。。。」と思われるかも知れません。実際そう言われることもありました。でも、この茶話会に参加させていただいて、いやー、私が改めて話すまでもなかったかもなー、と思いました。本に関連する各種業界の方、学生さんなどが、休日に集まってこんなに熱く勉強しているとは!徳島では考えられなくて、非常にうらやましかったです。「連携」ととりたてて言わなくても自然に繋がりそうだし、自分がやりたくてやってるこういった活動があちこちで芽吹いて、文化的な深みが生まれているんだろうなあ・・・。


ラーメンから始まった交流*が、こうやってビブリオバトルしたり茶話会に発展したり、果ては「鉄塔文庫」にまで行きつくとは夢にも思いませんでした。「何か面白そう」と思ったらとりあえずやってみることが大事なんですね。そして日々勉強!ホントに勉強するかどうかはともかく、やる気だけは充電できたので、また何かの機会にコラボできたらなあと思います。みちのくの皆様、ありがとうございました!


*業務連絡の時にたまたま徳島ラーメンの話になったのが切掛けである。



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いかがでしたか??


徳大さんの取り組みはとても参考になる&やる気をもらえるものばかりで、

いつもすごいなぁ~と思っています。


ではでは、また。


3月茶話会のご報告もおそらく近々です♪♪